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俳句甲子園 団体全国3位!

 こんにちは!水沢高校文芸短詩部です!
 私たちは8月24日から25日まで、愛媛県松山市で行われた第27回俳句甲子園全国大会に参加してきました。
 3年部長から大会の報告をさせていただきます。

 俳句甲子園全国大会には北は北海道、南は沖縄まで全32チームが出場しました。
 俳句とディベートで地方大会を勝ち抜いた19チームと、俳句のみを審査されて全国大会の切符を手にする投句審査の13チームがおり、我々は投句審査での出場権獲得となりました。

 俳句甲子園におけるディベートとは、相手の句を鑑賞し、相手が伝えたいことが句の中から存分に伝わってくるか、今のままよりもより良い言葉選びがあるのではないかということを討論します。

 1日目の予選リーグでは、熊本信愛女学院高等学校、済美平成中等教育学校、名古屋高等学校Aチームと当たり、1勝2敗という結果で敗退しました。3年間の中で語れる俳句がこれで終わってしまうのかという呆気なさと、俳句が好きな同世代と自分たちの句を語れたことのあまりの充実感に3年生は3人ともどこかほわほわした心持ちでした。

 2日目の敗者復活戦。予選リーグの前日、松山に到着した23日に各校が「休暇明」のお題で詠んだ句の上位5チーム+前日(24日)の予選リーグを勝ち抜き、予選トーナメントで敗れた4チームを含めた9チームで行われます。

 水高は、

「休暇果つ濁水を吐き出す花瓶」

と詠みました。

 そこでなんと弊部、作品点、鑑賞点を含めた総合点1位で敗者復活戦を通過しました。

 そこからは怒涛の決勝リーグでした。前日の予選リーグで敗れた名古屋高校Aに再び当たり、2-3で負けました。しかしながら確実に良くなっていく自分たちのディベート。相手の句も自分たちの句も練習の時以上に深くまで語れていく感覚が全員にありました。

 2試合目、開成高校。5連覇をかけた彼らに対しても恐れずに疑問点を指摘し自分たちの句の魅力を全力で伝えて大将戦までもつれ込み、2-3で敗れました。

 結果、全国第3位という結果を持ち帰ってくることができ、「丁寧な鑑賞をする水沢高校」といろいろな学校の方に言っていただけた大会になったことはとても嬉しく、誇りです。予選から2度も対戦した名古屋高校Aさんが優勝されたこともどこか誇らしく心の底からの拍手を送れたことが嬉しいです。

 今回の俳句甲子園の模様は、

俳句甲子園広報のYouTube公式チャンネル

で動画配信されています。

特に、
敗者復活戦(42:30以降)
対 名古屋高校A(2:09:00以降)
対 開成高校(3:27:00以降)
が見どころです。よろしければご覧ください。

【公式】第27回俳句甲子園全国大会 / キャメリアホール - YouTube

以上、大会報告でした。
今後とも、水沢高校文芸短詩部をよろしくお願いいたします。