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『岩手の頂点に立つ』ということは、一体どういうことなのか

皆さん、こんにちは!
水沢高校野球部です。

先日7月30日(日)に山岳部顧問帯同のもとで実施した、野球部岩手山登山の様子をお伝えします!

テッペン(頂点)から見える景色とは一体

野球部の私たちが岩手山登山に挑戦する理由。
それは
チーム目標である「甲子園で校歌を歌う」を達成するためには、岩手の頂点に立たなければその目標も達成できません。
そこで、文字通り岩手で1番高い山である、岩手山の頂点に登ることで、テッペンから見える景色とは何か、岩手の頂点に立つとはどういうことなのか、その答えを探すべく岩手山登頂にチャレンジしました。

目標のスケールを知る

駐車場から見える岩手山

見る岩手山と登る岩手山では見方も感じ方も違いました。いざ登るとなると見慣れている岩手山がかなり高く、そして大きく感じました。
私たちにとって、岩手県で優勝することの大きさもきっと同じくらいなのでしょうか。

出発前ミーティング
出発です
入山前の一礼は試合前の礼と一緒です
見えない敵に立ち向かう最初の30分は精神的に辛かったです
休憩は適宜取りました

山岳部顧問の指示のもとでこまめに休憩を取りながら着実に歩きました。水分補給とエネルギーチャージが凄い大事でした。野球の試合前、試合中、試合後も一緒ですね。

中腹から見える景色とは

第2噴火口跡にて写真撮影

岩手県大会で言えばベスト16といったところでしょうか、第2噴火口跡。ここまで登るのもとても大変でした。試合に勝つことの難しさに通じるものがありました。
随分高いところまで登ったと感じましたが、見上げればまだテッペンが見えない岩手山が悠然と聳え立っていました。まさに岩手王者の風格。

ベスト8地点 第1噴火口跡を越えれば苦難の連続

日照り×砂利道 足場が取られて中々進みません
注意事項を先頭から声で繋いで気を付けて登ります
手強い敵に心が何度も折れそうになりました ここを登ります

ベスト4地点の山小屋到着も待ち受けていたのは。。。

ようやくテッペン(頂点)が露わになった岩手山

八合目に到着すると山小屋があり、その左手には遂に山頂が露わになった岩手山が!!!
ゴールは見えたと言えども、その圧倒的な高さと勾配を目の前に言葉を失いかけましたが、本校の野球部はここから更にギアが入りました。
「ここまで来たらもう行くしかないっしょ!」
休憩中の彼らはテッペンしか見ていませんでした。

9回の攻防はここから始まりました

9回の攻防はここにきて1番苦しい戦いでした
休憩中 焦らず試合を運びます
一歩ずつ着実に進むと心打たれる景色が目の前に広がっていました
さっきまで休憩していた山小屋が右下に見えると1アウト取った気分でした

遂に9回裏ツーアウトまで来た

ここを登り切れば遂に山頂!!勝利は目前
最後まで気を緩めず着実に進みます

そして、遂にその時は訪れました。

ピークハント!!!

テッペン 1番取りました!!
みんないい笑顔しています

山頂で昼食を各々取りました。
辺りの景色を見ながら、感動している様子でした。
以下、選手のコメントです。

道中、すれ違ったたくさんの人の中で「水沢高校野球部応援しますね」と声をかけてくれた方がいて、何かに挑戦することは人の気持ちを動かすことにも繋がると感じ、どんな時でも諦めず挑戦する水高野球部になっていけばいいなと思いました。

1年生 千葉 哲平

初めての試みで心配もあり苦しい時もあったけど頂上に着いた時の達成感はすごかったです。この経験を野球に繋げていきたいです。

2年生 高橋 幸正

マネージャーも初めての挑戦となった岩手山登山ですが、みんなで声を掛け合いながら楽しい雰囲気で登りきることが出来ました。部活でもプラスの声がけを意識して頑張ります。

マネージャー 小野寺 杏菜

感じ方は人それぞれですが、間違いなく今回の岩手山登山を通して1人ひとりの気持ちとチームの結束は強くなったと思います。
新チームのスタートはここからが始まりです。

引き続き、本校野球部の応援をよろしくお願いします!

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