大大大盛会!!「生徒ともに創る!学習者主体の授業」次のステージへ・・・
皆さん、こんにちは!水沢高校です!
10月25日(金)に本校主催で行われた「生徒とともに創る!学習者主体の授業」当日の様子のリポート記事をお届けします!
総勢115名!全国から集った教師と本校生徒
外部から参加した先生方は岩手県をはじめ、青森・宮城・福島・山形・埼玉から集まり33名となり、ここに本校職員14名、本校生徒56名、運営スタッフ12名の合計115名が会場に集まりました。
1.開会式
開会式の司会は本校 副校長の切田壮先生が行いました。
校長挨拶、そして運営スタッフの紹介等がありました。
2.ゲスト教師による授業解説
ゲスト教師として長崎県より
長崎県立諫早高等学校 後田 康蔵 先生
私立純心女子高等学校 槌本 六秀 先生
のお二人をお招きし、午前中最初の時間はお二人による授業解説を行いました。お二人の授業をまとめたダイジェスト動画を視聴し、その後の15分くらいで解説を頂きました。
参加者の先生方はワークシートと付箋に質問したいことを記入していきました。
3.公開授業 2年6組 数学
午前中最後のコンテンツは本校理数科の2年6組の数学の公開授業。「生徒主体の授業」とは一体何か?1つの実践の紹介でした。
取り組んでいるのは「単元末の総振り返りプレゼン」です。
単元を総振り返りするプレゼンテーション。この狙いは以下の2点です。
プレゼンターの生徒が視聴者の生徒に問を投げかけている様子が顕著で、そこから双方向の対話が生まれることによって、より確かな知識の形成に繋がっている様子が伺えました。
発表者の生徒の皆さん、お疲れ様でした!!
4.ゲスト教師3名による質疑応答
午後の最初のコンテンツは、午前中に参加者の先生方が付箋に書いた質問・疑問にゲスト教師の2人と佐藤先生が答える質疑応用。ファシリテーターである本校職員の遠藤利治先生が質問内容をまとめ、ゲスト教師に質問を投げかけ、ゲスト教師と佐藤先生がそれに応える。応えてもらった内容をもとにファシリテーターが話を発展させていくという時間でした。
5.教師と生徒のグループにおける対話のワークショップ!
午後のメインのコンテンツは参加者の教師・生徒・企業(運営スタッフ)の混合グループによる対話です。
ファシリテーターは「三四郎の学校」事務局長の日賀優一さん(以後、日賀さん)です!
まずはPJメンバーより座席マーカーの説明から始まりました
参加者の対話が生まれるようにと工夫された座席マーカーはなんと「干支の動物」と「そうでない動物」の2種類に分かれており、生徒が干支、教師がそうでない動物の席に座るというユニークなものでした!
教師と生徒という立場(垣根)を超えて行われた対話
事前のPJメンバーとファシリテーターの日賀さんによる対話のグランドルールの確認、そして事前交流等もあり、参加者はお互いを尊重しながら終始対話を続けていました。
互いの違いを認めることがスタート。受け入れることから対話が生まれます。
ゲスト教師による「これからの『学び』とは?」をテーマに行われたパネルディスカッション
実はパネルディスカッションのお題は、その場で初めて告げられました。筋書きがないからこそ三者がそれぞれの思いの丈を述べていました。以下、生徒の振り返りから一部抜粋したものです。
PJメンバーによるアンケート分析の結果の共有
「生徒主体の授業とはどのような授業ですか?」
「教師主体の授業とはどのような授業ですか?」
「水高の授業はどんな授業であって欲しいと思いますか?」
「上の質問で答えた授業を実現させるためにどんなことをしていますか?」
ということを生徒側と教師側で比較する形で発表してくれました。
また、このアンケート分析においては2年6組の川村幸葉さんも一緒に分析してくれたとのことでした!
これまでを振り返って、行動宣言
改めて各グループで一人ひとりがこれからの自分がどのように行動していくのかを宣言する時間でした。立場はあるものの、それぞれが相手を変えるよりも自分自身を変えることを念頭に話をしている姿が印象的でした。
6.閉会式
PJメンバー全員からこのプロジェクトに関わって自分自身に起きた変化や、今の心境を伝えてもらいました。
最後に全体で記念撮影!
朝から夕方までの長時間に渡ったこのイベントでしたが、終わりを名残惜しむ雰囲気が会場にありました。
本会終了後には各々のステージで力強く新たな一歩を歩み始めることに、本会の意義と価値があるのだと思います。参加された皆様の今後のご活躍がそれぞれの耳に入ることを楽しみにしています。
改めまして、参加者の皆様