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岩手県高校生文芸コンクール 部誌部門で優秀賞(県3位相当)受賞&北海道・東北文芸大会(山形大会)に出場しました!

こんにちは、水沢高校文芸・短詩部です。
今回は、岩手県高校生文芸コンクールと、北海道・東北文芸大会についてご報告したいと思います。

岩手県高校生文芸コンクールについて

私達が書いた文芸作品を集録している部誌『煌 第20号』がこのたび岩手県高校生文芸コンクール部誌部門において、優秀賞(県3位相当)を受賞しました! また、多数の部門で多くの生徒が入賞しています。
支えてくださった皆様、ありがとうございました!
 
詩部門  
優秀賞 2年 及川 華凛さん(北海道・東北文芸大会出場決定)
優良賞 2年 天瀬 美希さん
 
俳句部門 
優秀賞 3年 鈴木 綾乃さん
優良賞 2年 引地 佳歩さん(北海道・東北文芸大会出場決定)
優良賞 2年 加藤 真帆さん
入 選 2年 菊地 るなさん
入 選 2年 白川 ことさん
入 選 1年 髙野 晴さん
入 選 1年 中澤 美賀さん
入 選 1年 八幡 明日音さん

短歌部門 
入 選 2年 及川 華凛さん
 
児童文学部門 
優良賞 2年 佐々木 いろはさん(北海道・東北文芸大会出場決定)
 
小説部門 
優良賞 2年 佐藤 雫さん 
入 選 3年 佐藤 瑚恋さん
 
部誌部門 
優秀賞(県3位相当)『煌 第20号』文芸・短詩部(北海道・東北文芸大会出場決定)


第46回岩手県高等学校総合文化祭「文芸祭」で、県コンクールの表彰式が行われました
(1・2年生が参加)

部誌『煌』とは
部員達が書いた小説、詩、俳句、短歌、児童文学、戯曲、企画作品など幅広いジャンルの作品を集録。年1回発行、今年度で20号目。
第20号のテーマは「ノスタルジー~SLにのって~」。個人作品はもちろん、SL・宇宙・想い出をモチーフにした文芸部の企画や、俳句甲子園で活躍している短詩部の俳句、吟行記なども見所です。(飛龍祭にて、最新号とバックナンバーを販売しています)

『煌 第20号』(表紙:高橋 沙和さん)


第25回全国高等学校文化連盟北海道・東北文芸大会(山形大会)に出場してきました!

10月19日(木)~20日(金)山形県酒田市で行われた北海道・東北文芸大会(山形大会)に、岩手県高等学校文化連盟文芸専門部より推薦された5名の生徒が参加してきました。
 
詩部門  2年 及川 華凛さん
俳句部門 2年 引地 佳歩さん
散文部門 2年 佐々木 いろはさん
部誌部門 2年 加藤 真帆さん、白川 ことさん(部選抜2名)
 

大会日程(大会要項より抜粋)
<1日目> 10月19日(木)会場:酒田市総合文化センター、文学研修:酒田市内  
9:30 ~ 10:10    開会式・歓迎の挨拶 
            歓迎アトラクション ・天魄太鼓公演
                                                      (山形県立鶴岡中央高校天魄太鼓部)  
10:20 ~ 11:40  記念講演 
                               ・小説家 長岡弘樹氏(山形市出身、著書に『教場』   
          『緋色の残響』『巨鳥の影』『教場X 刑事指導官・   
           風間公親』『殺人者の白い檻』など)
                                   演題「小説の書き方 私のやり方」
11:40 ~ 12:40  昼食・交流(部誌交換)・準備・移動

12:40 ~ 17:00    文学研修  ・酒田市内 【市内 徒歩コース】  
・酒田の歴史探索コース
1班 清亀園→本間美術館→ミライニ→酒田駅前
2班 本間美術館→清亀園→ミライニ→酒田駅前
3班 本間家旧本邸→酒田市立資料館→清亀園→ミライニ 
・酒田の文化と雅コース
4班 小幡楼→下日枝神社→相馬楼(竹久夢二美術館)→海向寺→海鮮市場
5班 相馬楼(竹久夢二美術館)→下日枝神社→海向寺→小幡楼→海鮮市場
6班 下日枝神社→海向寺→小幡楼→相馬楼(竹久夢二美術館)→海鮮市場
・日和山ゆったり散策コース
7班 山居倉庫・夢の倶楽→庄内米資料館→海鮮市場→日和山公園
8班 庄内米資料館→山居倉庫・夢の倶楽→海鮮市場→日和山公園
・日和山公園文学散歩コース
9班  山居倉庫・夢の倶楽→海鮮市場→日和山公園→山王くらぶ
10班 海鮮市場→山居倉庫・夢の倶楽→山王くらぶ→日和山公園

16:30~  酒田市総合文化センターにて解散

<2日目> 10月20日(金)会場:酒田市総合文化センター                       
9:00~11:30 分科会(散文/詩/短歌/俳句/文芸部誌) 
11:45~12:00 閉会式 
12:00~ 解散(県外)

~北海道・東北文芸大会とは?~
「北海道東北各道県内高等学校生徒による文芸活動の向上と相互の交流を図ることにより芸術文化活動の振興に資する」趣旨の大会です。各道県高等学校文化連盟から推薦を受けた個人および団体が参加できます。毎年10月に、北海道と東北6県のいずれかで開催され、大会期間は2日間で1日目は文学研修、2日目は部門ごとに分かれて分科会をすることが多いです。

~山形大会レポート~
 「文芸部の大会って一体どんなことをしているの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。謎多き(?)高校文芸の世界~大会編~について、ご紹介したいと思います!
 今年度の北海道・東北文芸大会は山形県、江戸時代からの北前船の交易によって栄え文化や歴史の香りが残る港町・酒田市で開催されました。
 大会1日目は、山形県立鶴岡中央高校天魄太鼓部の皆さんによる天魄太鼓公演の歓迎アトラクションで幕を開け、私達はその力強さと美しさに心奪われたのでした。その後は、木村拓哉さんがドラマ主演をしたことでも知られる『教場』の作者・長岡弘樹氏の記念講演でした。長岡先生の創作裏話、小説の書き方について、創作のアドバイスなどを拝聴し、部員達と顧問の先生の目からは何枚も鱗が……。それから、山形県のご当地キャラクター「きてけろくん」(横顔が山形県の形をしている)も応援に駆け付けてくれ、開会式後「きてけろくん」と写真撮影したい人々の長い行列ができていました。(ちなみに、きてけろくんの活動限界は30分なのだそうです)
 午後の文学研修は、コース・班ごとに分かれて市内の旧跡・名所を散策しました。私達が選んだ「酒田の文化と雅コース」は、酒田舞娘の踊りを鑑賞できる施設・相馬楼(竹久夢二美術館)や、2体の即身仏をお祀りしている海向寺をはじめ、下日枝神社、小幡楼、海鮮市場などを巡るコースです。歴史ある建物を見学したり、即身仏についての興味深いお話を聞けたり、たっぷりと酒田の文化を堪能することができました。
 2日目は、部門ごとの分科会でした。私達は、散文、詩、俳句、文芸部誌の4分科会にそれぞれ参加し、講師の先生方による講座を受けたり、講評をいただいたり、他校生と交流しながらグループワークなどを行いました。2時間半という短い時間でしたが、今後の創作活動の助けとなる貴重な経験をさせていただきました。
 高校文芸の世界~大会編~、いかがだったでしょうか?(興味を持って下さった生徒の皆さん、文芸・短詩部は随時部員を募集しています!)